【百鬼異聞録】前回記事補足と久遠の悪夢(脆弱型夢喰い)その1
前回の記事を前提として話すので読んでない方はどうぞ。
構築経緯
その後ちょくちょくデッキ内容を変化させたのちに
次のような形に落ち着いたが、
アグロや青縁に対しての対応が上手くいかなかったため別のデッキを使っていた。
そして9月下旬にたまたま潜った邯鄲の悪夢がまあまあ戦えたが
デッキに投入されている「夢境の出現」が邪魔になっていることから
別構築に移行すべきであると結論付けた。
今回のコンセプトとしては幻境に頼らない夢喰いであり、
幻境「永遠の眠り」は強力だがその分顔に対しての攻撃を偏重される可能性があり、
純粋な幻境デッキに比べて幻境の気絶にもっていかれやすいことから
別の軸を主軸として組むことにした。
夢喰い
そこで夢喰いのカードの中で最も優秀なカード「眠れ」を採用したうえで、
攻撃手段を豊富にするために「驚夢」、
打点の向上だけでなく、驚夢の発動確率を高めてくれる「覚醒・夢喰い」、
フィニッシャーとして「夢境の支配者」を採用した。
ここで「夢境の出現」がなくなったことからも法術偏重の構築にする必要がなくなり、
不知火自体の儚さ、ほとんど壁となっている桃の精
キョンシー妹は覚醒が本体であることから
これらを別の枠に交換することとした。
ここでまず気づいたのが桜の精と桃の精の互換性であった。
桜の精
「咲く」や「桜吹雪」は実質的な「春告げ桃」として利用でき、
「弥生の舞」や「絢爛の舞」などは自分と相手式神のHPの調整に役立つことから
桜の精を復活枠として迎え入れた。
清姫
また、鼓舞の代用を考えたところ、真っ先に思い付いたのが清姫の脆弱であり、
不知火に比べて4/4と火力保障がある分戦場に圧力を掛けやすく、
置物になりにくい点がかなりの差別化要素となっている。
また、絢爛の舞によって戦場に立つことで6点ぶんの牽制とでき、
確実に場を開けるか痛手を残し、夢喰いの攻撃に繋げられることから採用に至った。
烏天狗
今までの式神は紫岩で染めることができたが、どの式神もドロソやサーチを持たないため、
手札の枯渇などを防止するためにドローソースをもつ式神を採用することにした。
そこで白羽の矢が立ったのが烏天狗である。
「風追い」で瞬発ドローができることや、「正義必勝」による瞬間火力の高さ、
「正義の薙刀」で夢喰いの攻撃回数を増やすこともできることが強く、
特に風追い+清姫殴り+正義必勝で 1+1+4+1+5=12点を出せたりすることもよい。
「覚醒・烏天狗」を入れ、相手の足止めのために「羽の軌跡」を採用した。
反省会
使用したうえでの問題点として、
- 溜まらない悪夢
- 桜は桃になれない
この2つが出てきた。
溜まらない悪夢
夢喰いを使用する上で最も重要な悪夢が毎度6~8くらいで彷徨ってしまうため、夢境の支配者を出す意味がなくなってしまっている。
これは夢喰いの行動が覚醒頼りになってしまったことが原因である。
覚醒が無いと仕込める悪夢は1枚であり、邯鄲の悪夢では覚醒を花信風によってサーチしていた分、攻撃によって6~7枚は仕込んでいたので、サーチがない現状はかなり厳しくなってしまっていた。正義の薙刀ルートでも夢喰い殴り+薙刀の2鬼火が必須なので使用に難が出てしまっている。
桜は桃になれない
春告げ桃の疾走は夢喰いの攻撃回数を稼ぐのにはもってこいであり、1枚のカードでアドを大きく取る事ができた。しかしながら咲くは鬼火1使って復活のみであり、分かりやすく言えば犬神の昔の帰心。式神1体対象でいいから瞬発が欲しいなぁ……
よって以上の2つの問題点から
桜の精→別式神
「夢境の支配者」2枚→1枚
これらを実行することにした。
まあまあ長いしここでいったん終わります。